2017年03月15日
葬儀の際の男性の服装のマナーは
葬儀の場では大人としての常識が試される場でもあります。社会人として、こうした公の場での非常識な振る舞いだけは避けたいです。マナーは突然でも調べれば間に合うところはあるかもしれませんが服装に関しては、持っていないと急に用意するのは難しいです。男性の略礼服は、一般的な黒のビジネススーツと喪服は全く別物です。その一番の違いは黒色の濃さです。並べて見比べてみると黒色の差は一目瞭然です。喪服をを着た人ばかりの中では普通の黒のスーツで来ていると分かってしまいます。
成人した大人が礼服の一つも持っていないのは恥ずべきことです。シャツは白無地、ネクタイは黒無地で、カフスやタイピンはNGです。靴も当然黒です。葬式では光りものは身につけないのが基本なので、エナメルのように光沢のあって光るものもよくありません。あまり光沢のないものにしなくてはなりません。その他、金具やスエードなどの飾りがあるものも避けましょう。なるべくシンプルなものがベターです。靴下も黒で統一しましょう。
髪型も整えられるのなら黒の短髪が良いです。しかし、最近はオシャレも多様化しています。男性でも長髪の人や、パーマや流行の髪型や明るい髪色の人も増えています。お葬式の為にわざわざ散髪へ行くことはありませんが、長髪の人は、後ろで一つに束ねる、金髪や過度な茶髪の人は、スプレーなどでその日だけ黒く染めるなど、対応は心がけましょう。アクセサリーの類はNGです。身につけておいてもいいのは結婚指輪や腕時計くらいです。